2019年09月05日17時04分
横浜市神奈川区の踏切で京急線の快特列車とトラックが衝突した事故で、トラックが踏切内で立ち往生していたことが5日、京浜急行電鉄への取材で分かった。車などが取り残されていることを知らせる障害物検知装置が作動し、電車の運転士は非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。
神奈川県警によると、トラック運転手の男性(67)が搬送先の病院で死亡し、電車の乗客ら29人が負傷した。県警は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑も視野に調べる。
京急によると、踏切に設置された監視カメラには、トラックが電車の進行方向の右側から踏切に進入し、立ち往生する様子が映っていた。トラックが止まっている間に遮断機が下り、8両編成の電車がトラックの左側面に衝突した。
事故が起きた神奈川新町-仲木戸間の制限速度は時速120キロ。障害物検知装置が作動し、運転士に踏切内の異常を知らせる赤信号が点滅していた。ただ、ブレーキをかけても完全に停止するまで最大600メートル進むという。
衝突したのは千葉県香取市の運送会社の大型トラック。同社によると、運転手の男性は横浜市から千葉県成田市にレモンを運ぶため、5日午前4時ごろから働いていたという。
2019-09-05 08:04:00Z
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090500846&g=soc
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