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日本から世界へ!新しい感性でファッションに向き合う新進気鋭デザイナーズブランド2選(FINEBOYS Online) - Yahoo!ニュース

僕らの世代が思うファッションの現在と未来

インフルエンサーが次々にブランドを手がける新たな時代。個人でも戦えるようになったファッション業界で、新しいブランドの同世代のデザイナーたちはどう考えているのだろう。彼らの洋服とともにその頭の中にも迫ってみた!

【1】 Hello April./日常のインスピレーションを やわらかな「感性」にのせる

同じようで同じ日はない、そんな日常の一瞬からひらめいたデザイン。どこか空気感のある優しげなアイテムがそろう。また、デザイ ナーとともに成長していくブランドと公言していて、価値観が上書きされれば、デザインのベクトルもまた変わるという柔軟さも潜む。

【PRODUCT】
かわいいバックプリント。4/20(土)には 「date」 と大事な予定が赤ペンの手書きで入る。

【Designer】Kentaro/ケンタロウ

高校3年時に東大生やハーバード大生など が連なるビジネスコンテストにて優勝をかっさらう。芸術家 を目指した一方でビジネスセンスも併せ持つ。
本人着用アイテム/白ジャージを用いた大胆なモノトーンで登場。着こなしセンスも抜群。

「ブランドを好きになる入り口が変わった」
――素人でも売れる洋服が作れる時代。手描きのロゴを町のプリント屋さんで印刷してもらい、インスタで「ブランドやります!」と、ポストすれば簡単にスタートできてしまう。そこで人気になるのは、インフルエンサーがやるブランドです。

投稿写真がオシャレで世界観がある。そうすると、その人をタグ付けし、まずはその人が大好きになり、次にそのブランドの服を買うという流れになる。これはもっと当たり前になっていくと思います。そして、大人たちもリスクの低いネットショップに傾倒していく。

でも、ネット買いで育った僕らとしては、だからか実店舗にも憧れがあるんです。おかげで実店舗の効率化も考えたり。たとえば、洋服だけを無人の店内に置き、いいと思ったらそこにあるQRコードを読み取り、インフルエンサーがポストしているような世界観にリンクさせる。今と逆の流れを作るのはどうかなと思うんです。しかも店舗に在庫を置かなくてもいい。これはビジネスコンテストで優勝した案です。その後、大手さんが似たような形態で試験店舗を設けているようですが。

――インフルエンサーのブランドなど、デザイナーの人ありきでその洋服を買う昨今。ブランドを好きになる入り口が変わっても、僕は洋服を見てブランドを好きになってくれる人をこれからも増やしたい。ロックバンドみたくキャラバンで各地を回るのもいいですね。

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April 02, 2020 at 06:30PM
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