米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第53回は、レディー・ガガ(Lady Gaga)が登場。ガガは世界保健機関(WORLD HEALTH ORGANIZATION、WHO)や「グローバル・シチズン(Global Citizen)」と連携して「ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム(One World: Together At Home)」と題したバーチャルコンサートを企画した。現地時間の4月18日に行われた同コンサートにはガガ以外にも多数の有名アーティストが出演し、テレビや各種SNSでもライブストリーミング配信された。新型コロナウイルスと闘う世界中の人びとをエンターテインメントで勇気づけたガガだが、今回はそんな彼女の印象的なファッションの数々を米「WWD」がジャッジする。

「Nokia 5800」のローンチパーティー(2009年)
初期の頃のレディー・ガガは、最新の携帯電話が発売されるときにこんな格好で登場していた。とてもポップなお姫様という感じで、ファッションアイコンとしてはまだ一人前とは言えなかった。でも、蝶結びのヘアスタイルとピンクのハイヒールはとてもかわいい。まるでマリブスタイルのバービー人形そのものだ。

「MTV ビデオ・ミュージック・アワード(MTV VMAs)」(2010年)
ガガは翌年にはすでにレベルを上げていた。2010年は「MTV VMAs」を制しただけでなく、「フィリップ トレーシー(PHILIP TREACY)」のハットに「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のドレスと、歩くのが難しそうだけど最高にシックなアルマジロのシューズを履いたスタイルで、ガガはレッドカーペッドをも制したのだ。ブルーに染めた髪の毛を見れば、“ヘアスタイルは最高のアクセサリー”という彼女の長きにわたる信念をうかがい知ることができる。

「グラミー賞(Grammy Awards)」(2010年)
ガガが着るのは真面目な衣装だけじゃない。レッドカーペッドというある種伝統的な場面にもファンタジーの要素を加えることもできる。地球の周回軌道のような輪で飾り付けされた「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のドレスに星のようなアクセサリーを着けたコーディネートは、この日の本物のスターにふさわしい装いだ。私たちみんなが彼女の軌道に乗っている。

「MTV VMAs」(2011年)
レディー・ガガの男性の分身であるジョー・カルデローネ(Joe Calderone)は、無造作にかき上げたヘアスタイルともみあげ、そして夕方に伸びてくる無精ひげが印象的だ。オフィスでの歌姫の一日といったところか。男性の姿に扮したガガのドラァグキング・ファッションはレッドカーペッド上でのベストとは言えないが、彼女の守備範囲の広さが感じられる。

レディー・ガガの普通の一日(2011年)
ガガの生きている世界では、普通の日でもハイファッションに身を包むらしい。「ロクサンダ(ROKSANDA)」の明るいバイカラーのドレスに「フィリップ トレーシー」のファシネーターを合わせたスタイルは、ガガにとってファッションを気にしない瞬間などないことを物語っている。とことんやるのがカギだ。

「アカデミー賞(Academy Awards)」(2015年)
ガガはポップス界の大スターからハリウッドのトッププレーヤーへの路線変更をほのめかし始めた。「アズディン アライア(AZZEDINE ALAIA)」のカスタムドレスは、映画に出てくる美女を思い起こさせる。赤いグローブには引き締め効果もあって、とてもガガらしいファッションだ。

「グラミー賞」(2019年)
常に最先端のトレンドやデザイナーたちとつながりがあるガガは、2019年「グラミー賞」でケイト・モス(Kate Moss)をほうふつとさせる「セリーヌ(CELINE)」の魅力的なドレスを着用した。ガガは、エディ・スリマン(Hedi Slimane)の「セリーヌ」でのデビューショーのフロントローに座った初のセレブリティーだということも忘れてはいけない。

「メットガラ(Met Gala)」(2019年)
ファッションをアートとして捉えているガガの究極の表現法だ。2019年の「メットガラ」は、ガガのキャリアにおける最高の瞬間のひとつだと言える。長きにわたってガガのデザイナーとスタイリストを務めたブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)の功績も大きい。オーバーサイズのリボンの髪飾りはガガのシグネチャーと言ってもいいだろう。昨年のレッドカーペットでは常にボリュームのあるドレスを着用していたが、ここでもドラマチックなピンクのドレスで登場した。ガガはこの「メットガラ」で自身のファッションや生き方を理想的に表現した。ぜひとも見習いたい。
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April 24, 2020 at 09:00PM
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ファッション通信簿Vol.53 レディー・ガガの歴史を振り返る 米「WWD」が世界的歌姫のファッションを辛口ジャッジ! - WWD JAPAN.com
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