
ポスト・コロナの社会でファッションはどのような立ち位置を見つけるだろうか。どのように価値を再発見できるか。新しい世界の輪郭は、既にその姿を現し始めている。フランス版「エル」のジャーナリストがファッションの未来を考察。
この危機は試練--「グッチ」のクリエイティブ ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレは、4月7日の外出自粛日記にこう記したという。 2020年5月24日、「グッチ」はインスタグラムを通じて、6ページに渡って、アレッサンドロ・ミケーレが’90年代後半から身を置くファッション業界に関する質問に対しての答えを公開した。コロナパンデミック後、彼の仕事の在り方が変わらないはずがないという結論に至ったようだ。「グッチ」は独自のペースでファッションショーを開催する手法を採用し、トータルで1年に5回開催していたコレクションを、年に2回しか発表しないと公表した。「大胆だが必要な選択であり、その目的は新しい創造的な世界を構築することにある」と彼は説明する。私たちは今、業界の変容を目の当たりにしているのかもしれない。
ファッション業界にいるすべての人が時間を必要としていた
コロナパンデミックは私たちに、未来について疑問を投げかけるとともに、一部の業界の機能不全に目を向けるよう促した。数年前から、多くのファッションデザイナーは、衣服を無駄にしないようにコレクションの発表のペースを遅らせるべきだと考えていた。 2015年、スターデザイナーであるアルベール・エルバスとラフ・シモンズがそれぞれの古巣「ランバン」「ディオール」を去る時、その大きな要因に“疲労”を挙げた。「少しだけ時間が必要。今のファッション業界にいるすべての人が、ほんの少しの時間を必要としている」とエルバスは語っていた。 それにもかかわらず、昨今のファッションシステムのペースはますます加速を続けてきた。毎年、複数のメゾンブランドが、2つのオートクチュールコレクション、2つのウィメンズ・プレコレクション、2つのウィメンズ・プレタポルテコレクション、クルーズコレクション、及び2つのメンズ・プレタポルテコレクションを発表している。それに加えて広告キャンペーン、レッドカーペット、著名人のリクエストがあれば限定的な作品制作に取り掛かり、クリエイティブ・ディレクターのスケジュールが怒涛であることは容易に想像がつく。ほんの数週間前に、レバノン出身のデザイナー、エリー・サーブは「非常に持続的で、非人道的でさえある」と口にした。
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June 14, 2020 at 06:05PM
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withコロナ時代、ファッションにはどんな未来が待っているのか(ELLE ONLINE) - Yahoo!ニュース
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