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性別超えた「かわいい」服、生きる活力に 原点は幼少期 - 朝日新聞デジタル

 ふんわりワンピースやガーリーなカーディガン。自らデザインし、製造、販売するかわいらしいアイテムには、どれもとっておきの特徴が隠されている。女性に比べて肩幅が広く、腰のくびれが少ない、男性の骨格を基準にしているのだ。

 ブローレンヂ智世さん(34)が、2017年に作ったアパレルブランド「ブローレンヂ」(大阪市)は男性の体形でもかわいく着られる洋服が専門だ。女性の装いを好む男性や性同一性障害の人、アスリート体形の女性など多様な層の支持を集める。

 「性別にかかわらず、好きな服を着られたらいい」。そんな思いを込めた服作りの原点は、小学生のころ。スカートより、ボーイッシュな服が好きだった。次第に女性らしい体形になると、大好きなメンズのジーンズが入らなくなった。女性向けの服も素敵と思うようにはなったが、「男らしさ女らしさって何だろう?」。疑問が残った。

 高校卒業後、オーダースーツや…

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August 23, 2020 at 11:08AM
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