
台風15号の影響による千葉県の大規模停電で、東京電力パワーグリッドは14日、県南部を中心に約15万軒(午前10時現在)の停電が続いていると発表した。停電発生から6日目となり、軒数はピーク時の約4分の1に減ったが、依然として断水や通信の不通などが続いている。3連休の初日となった14日は、県内の自治体でボランティアの受け入れが本格化した。
同社によると、14日午前10時現在、1万軒以上の停電は、南房総市で約1万5400軒、市原市で約1万3800軒、館山市で約1万2600軒となっている。南房総市と館山市、鴨川市、鋸南(きょなん)町の4市町の復旧には2週間程度かかる見通し。
千葉県のまとめでは、断水は14日午前7時現在、君津市や南房総市、多古町など11市町の計2万8238戸で発生。避難所は13日午後4時時点で33市町村の113か所に設置され、448人が避難している。
大手携帯各社によると、14日午前も、県南部の一部地域で携帯電話がつながりにくい状態が続いている。
県教育委員会などによると、公私立の小中高と特別支援学校の計133校が13日も休校した。全校が休校している八街市と鋸南町では、連休明けの17日に再開する予定。
県社会福祉協議会などによると、鴨川市や鋸南町など少なくとも県内8市町でボランティアを受け入れている。
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東京電力パワーグリッドの金子禎則(よしのり)社長は14日、千葉県庁を訪れ、復旧の見通しを再三修正したことについて、「誠に申し訳なく思っている」と森田健作知事に陳謝した。森田知事は「県民は苦境の限界かと思う。(同社の情報が)相当甘かったのも事実。極力、正確な情報を提供してほしい」と述べた。
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2019-09-14 02:24:00Z
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