ファッションブランドの世界観をより深く知ることのできるおすすめ本を特集。華やかなコレクションの写真が充実している本やブランドの歴史、デザインの背景を勉強できる書籍、デザイナーのキャリアを辿る自伝など、読書しながらゆっくり過ごしたい時にぴったりのファッション書籍を紹介する。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やディオール(DIOR)、シャネル(CHANEL)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)など、おなじみのファッションブランドも本を通して見ると意外な発見があるかも。取扱店舗やオンラインストアでぜひチェックしてみて。
ファッションブランドのおすすめ本
〈ルイ・ヴィトン〉書籍『シティ・ガイド』
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の旅本『シティ・ガイド』は、独自の視点で描かれた様々な都市の魅力に触れられるルイ・ヴィトンならではのガイドブック。ニューヨーク、ミラノ、パリ、台北、マドリードなど、世界各都市を揃える。
他にはないユニークなコンテンツが充実しており、宮殿、ブティックホテル、アンティークショップ、秘密のスポットなどの情報がずらりと並ぶ。グルメ情報も、レストランから、近所のビストロ、人気の市場、食材店まで、現地民でも知り得ないような情報を網羅。
【書籍概要】
『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』
取り扱い：ルイ・ヴィトン ストアおよびルイ・ヴィトン公式ホームページ
価格：3,400円＋税
※デジタル版『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』各都市 1,000円＋税
〈ルイ・ヴィトン〉書籍『ファッション・アイ』
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が称えてきた旅の真髄(こころ)を表現した書籍『ファッション・アイ』では、著名なファッションフォトグラファーたちがルイ・ヴィトンのエスプリを捉え、主要都市や遥か彼方の地をパーソナルな視点で写し出す。ヘルムート・ニュートンが撮影したモンテカルロや、ソール・ライター手がけるニューヨークなど、個々のフォトグラファーの眼差しを通した都市や地方、国の風景を感じ取ることができる。
【書籍概要】
『ファッション・アイ』 5,700円＋税
取り扱い：ルイ・ヴィトン 国内店舗ならびにオンライン
〈ディオール〉書籍『The A to Z of Victoire de Castellane』
『The A to Z of Victoire de Castellane』12,500円＋税
『The A to Z of Victoire de Castellane』は、ディオール(DIOR)のファイン ジュエリー20周年を記念した書籍。アーティスティック ディレクターのヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌの描くイラストと、 ディオールのアイコニックなジュエリーコレクションを撮り下ろした300点もの写真を、パリの装飾美術館館長、オリヴィエ・ギャベによる約60の言葉とともに収録している。
【書籍概要】
ディオール『The A to Z of Victoire de Castellane』
定価：12,500円＋税
取扱店舗：ギンザ シックス「ハウス オブ ディオール ギンザ」4F「ディオール メゾン」
※ギンザ シックスは2020年4月8日(水)～当面の間臨時休業。最新の営業状況は、公式ウェブサイトなど事前の確認を推奨。
住所：東京都中央区銀座6-10-1
〈ディオール〉書籍『VOGUE ON クリスチャン・ディオール』
書籍『VOGUE ON クリスチャン・ディオール』では、ディオール(DIOR)の創始者であり、クチュリエとしてファッション界に衝撃を与え続けたクリスチャン・ディオールの人柄とその仕事ぶりを、当時の『VOGUE』誌に掲載された写真やインタビューから浮き彫りにする。
ホルストやアーヴィング・ペンら著名なフォトグラファーによる写真資料や、クリスチャン・ベラールなどのアーティスト作品も収録し、クリスチャン・ディオールのビジョンがいかに形成され、受け入れられていったのかに迫る。
【書籍概要】
『VOGUE ON クリスチャン・ディオール』
定価：2,400円＋税
著者：シンクレア，シャルロット 訳者：和田 侑子
発行：ガイアブックス
〈シャネル〉書籍『VOGUE ON ココ・シャネル』
書籍『VOGUE ON』は、現代ファッション界の天才を描くシリーズ。当時の一流フォトグラファー＆イラストレーターによる『ヴォーグ』独自の作品コレクションと名高いファッションライターによる記述を典拠にした文章を楽しめる。『VOGUE ON ココ・シャネル』では、シャネル(CHANEL)を立ち上げ、ファッション界に革命を起こしたココ・シャネルにフォーカス。リトル・ブラック・ドレスやコスチュームジュエリー、キルト地のハンドバッグといったシャネル定番のデザインを辿る。
【書籍情報】
『VOGUE ON ココ・シャネル』
発行：ガイアブックス
価格：2,520円
〈ヨウジヤマモト〉書籍『山本耀司。モードの記録。』
ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のクリエーションに迫る書籍『山本耀司。モードの記録。』では、1991年に東京で開催されたコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)との合同ショー「6・1 THE MEN」や、パリコレのバックステージ写真、30年分のコレクション、親友の映画監督ヴィム・ヴェンダースや、娘であるリミ フゥ(LIMI feu)のデザイナー山本里美との対談などを収録。
さらに、山本が文化服装学院デザイン科在学中に「装苑賞」を受賞した作品も掲載されているなど、ヨウジヤマモトの貴重なアーカイブが記録されている。
【書籍概要】
『山本耀司。モードの記録。』
定価：2,700円＋税
発行：学校法人文化学園 文化出版局
頁数：240
判型：B5変形
〈ヨウジヤマモト〉書籍『服を作る-モードを超えて-』
山本耀司の生い立ちまで遡った、貴重な証言を収録した書籍『服を作る-モードを超えて-』。山本耀司自身の言葉で語られるヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の創造の核心を知ることができる。多方面からのアプローチを試みた「100の質問」は、山本耀司らしくユニークで強い言葉が目白押しの「山本語録」ともいえる内容となっている。
【書籍概要】
『服を作る-モードを超えて-』
定価：1,500円＋税
著者：山本耀司/宮智 泉(聞き手)
発行：中央公論新社
〈ヨウジヤマモト〉書籍『YAMAMOTO＆YOHJI』
ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のデザイナー・山本耀司のキャリアを数々の貴重な寄稿や未発表の写真と共に紹介する書籍『YAMAMOTO＆YOHJI』。映画、演劇、オペラ、ダンスといった芸術とのコラボレーションや、女優のシャーロット・ランプリング、映画監督ヴィム・ヴェンダースら、ヨウジヤマモトの長年の友人たちからのコメントなどを紹介。様々な側面からヨウジヤマモトの軌跡を辿ることができる。鮮烈な赤の豪華な装丁にも注目だ。
【書籍情報】
『YAMAMOTO & YOHJI (英語版) 』
定価：12,800円＋税
発行所：Rizzoli
頁数：428(23x33cm)
〈イッセイ ミヤケ〉書籍『イッセイさんはどこから来たの？ - 三宅一生の人と仕事』
和文表紙
『イッセイさんはどこから来たの？ - 三宅一生の人と仕事』は、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナー・ 三宅一生の仕事と人となりに迫る書籍。学生時代から三宅を知る著者・小池一子の視点から、服作り、コレクション、展覧会、出版等多岐にわたる三宅の活動を描き出す。さらに、横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から約30点をカラーで掲載。ドキュメンタリーを見ているような感覚で読める1冊だ。
【書籍概要】
『イッセイさんはどこから来たの？ - 三宅一生の人と仕事』
価格：3,200円+税
著者：小池一子
判型：B5判/ハードカバー
出版社：ヒヒ(HeHe)
〈132 5. イッセイ ミヤケ〉書籍『Creativity is Born 三宅一生 | 再生・再創造』
132 5. イッセイ ミヤケ(132 5. ISSEY MIYAKE)の革命的な衣服構造を紐とく書籍『Creativity is Born 三宅一生 | 再生・再創造』。谷折り山折りの線が規則的に並ぶ一枚のパターン(型紙)から作られた、畳まれていても、 身につけても美しい132 5. イッセイ ミヤケの衣服がどのようにして生み出されたのかに迫る。
【書籍概要】
『Creativity is born 三宅一生 | 再生・再創造』
価格：2,315円+税
仕様：A4判変型(297×224mm) / ソフトカバー / 112ページ(フルカラー)
発売元：パイ インターナショナル
〈プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ〉書籍『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』
書籍『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』では、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)の革新的な服の歴史・製造プロセスを紹介。ブランド誕生のきっかけとなった1980年代後半の三宅一生のプリーツの仕事から現在に至るまでの約20年の歴史を振り返りながら、17人の執筆者による書き下ろし原稿及び約400点の画像とともに、プリーツの服の普遍性、革新性、魅力を浮き彫りにする。
【書籍概要】
『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』
予価：4,500円(税込) ※価格は販売場所によって変動する場合あり。
寄稿者：生駒芳子、リー・エデルコート、カワイイファクトリー、北村みどり、小林康夫、オリヴィエ・サイヤール、佐藤和子、佐藤卓、アンティゴーヌ・シリング、関康子、高木由利子、都築響一、ジョセフィーヌ・プライド、三宅一生、吉岡徳仁など。
仕様：19.6×24.9cm、576ページ、フレキシカバー
3か国語併記、3版(英・仏・日語版、英・仏・独語版、伊・西・葡語版)
出版社：タッシェン
〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉書籍『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』
©JUERGEN TELLER
『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』は、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)よって初めて語られる数々のストーリーを収めた特別な自叙伝。不屈のチャレンジ精神と好奇心、そしてバイタリティを持ち続けるヴィヴィアンの私的な物語や親しい友人、活動家仲間を紹介する。印象的な表紙の撮影を担当したのは、ユルゲン・テラー(Juergen Teller)だ。
【書籍概要】
『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』
ヴィヴィアン・ウエストウッド、イアン・ケリー[著]
価格：4,000円＋税
ISBN : 978-4-907583-82-8
B5変型/624頁、カラー写真多数/上製
〈アナ スイ〉書籍『ザ・ワールド・オブ・アナ・スイ』
アナ スイ(ANNA SUI)のビジュアルブック『ザ・ワールド・オブ・アナ・スイ(The World of Anna Sui)』日本語版は、デザイナーであるアナ・スイのキャリアにフォーカスした書籍。モッズ、パンク、グランジ、ロックスター、ヒッピーなど、13のテーマに沿ってアナ・スイのクリエイティビティを紐解いていく。ムードボードやスケッチ、テキスタイル・サンプルなど700枚以上の写真に加え、アナ・スイ自身が語る生い立ちやアイディアについてのエピソードも収録。アナ スイワールドを堪能できる。
【書籍概要】
『ザ・ワールド・オブ・アナ・スイ(The World of Anna Sui)』日本語版
著者：ティム・ブランクス
価格：5,400円＋税
※A4変型(273×224)上製・カバー装 288頁
発行：株式会社東京美術
〈マリメッコ〉書籍『マリメッコのデザイナーの暮らし』
インテリアブック『マリメッコのデザイナーの暮らし』では、マリメッコ(marimekko)のデザイナー達が仕事場や暮らしの中で見つけた、きらりと光るデザインのかけらや、デザイナーならではの新鮮なコーディネートを紹介。加えて、アイコニックな「ウニッコ」柄などを生み出す機械のある工場や、マリメッコの本社内にあるアトリエ、ショールーム、社員食堂などのたくさんの写真も掲載されており、マリメッコのデザインの背景を見ることができる。
【書籍概要】
『マリメッコのデザイナーの暮らし』
価格：1,785円
著者：ジュウ・ドゥ・ポゥム
判型：A5・本文128 ページ・オールカラー
発行：ジュウ・ドゥ・ポゥム
発売：主婦の友社
〈ビズビム〉書籍『My Archive』
『My Archive』3,800円＋税
『My Archive』は、ビズビム(visvim)のデザイナー、中村ヒロキによる雑誌『POPEYE』での連載をまとめた書籍。ものづくりを行う上で自らにインスピレーションを与えてくれる古今東西のヴィンテージ・アイテムから50点をセレクトし、その魅力について語る。東西の多岐にわたる地域から収集された中村個人のコレクションを多数紹介。
【書籍概要】
書籍『My Archive』
定価：3,800円＋税
著者：中村ヒロキ
発行所：株式会社マガジンハウス
サイズ：265mm×265mm
ページ：120P
〈ループウィラー〉書籍『ループウィラー』
メイドインジャパンの老舗スウェットブランド・ループウィラー(LOOPWHEELER)のスウェットの作り方に徹底的に迫る書籍『ループウィラー』。膨大なアーカイブや、ファウンダー鈴木諭へのインタビュー、現場である「工場」との対話、多くの著名ファンによる寄稿文などのコンテンツを通して、ループウィラーを様々な角度から紐解いていく。現在では珍しい“吊り編み機”によって作られたループウィラーこだわりのスウェットについて知識が深められそうだ。
【書籍概要】
『ループウィラー(loopwheeler)』3,800円＋税
仕様：279×231mm、並製、オールカラー、バイリンガル仕様(日英)、224ページ
出版元：パルコ出版
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April 25, 2020 at 03:30PM
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