百貨店が、ファッションショーや美術展の会場に様変わり−。小田急百貨店の新宿店本館(新宿区)で十八日、参加者がスマートフォンを使って、現実世界とデジタルの融合を体験できるイベントが始まった。二十三日まで。
新宿の新たな魅力づくりやサービスの検証のため、小田急電鉄とNTTドコモが企画した。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などの先端技術を使っている。
この日は、一階中央口前に会場が設けられた。参加者はスマホやタブレットに専用のアプリをダウンロード。そして、無人の階段に向けてスマホをかざすと、着飾った女性たちが階段を下りるファッションショーが、現実の階段の光景と重なってスマホに映し出された。ファッションショーの服のデザインは、文化ファッション大学院大学の学生が考えた。また、何も置かれていない床にスマホをかざすと、銅製などの造形物が現れた。多摩美術大の学生の卒業制作を撮影し、デジタルで立体的に見えるようにしているという。
小田急の担当者は「デジタルによって次世代の芸術家の活動が広がり、文化の発展に寄与できる可能性がある」と話している。開催は午前十一時〜午後七時。無料。
同日、小池百合子知事と大手通信各社の社長らが参加して都庁で開かれた「第二回TOKYO Data Highwayサミット」でも、新たな取り組みの一例として紹介された。 (松尾博史)
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現実にはない美術やファッションショー スマホかざして体験 23日まで小田急新宿店 - 東京新聞
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